平家一門を祀った社・水天宮

筑後川と水天宮の起こり


水天宮拝殿2
九州最大の大河・筑後川。
その流域は熊本・大分・佐賀・福岡の4県にまたがります。

水天宮のそばにある筑後川

久留米では、その筑後川のほとりに大きな神社があります。水天宮です^^
日本全国に水天宮がございますが、その総本山の水天宮でございます。

水天宮の起こりは平安時代までさかのぼります。
平安時代末期、壇ノ浦の戦いに敗れた平家一門は次々と海に身を投げていきました。
時の帝・安徳天皇も海に身を投げ込み、僅か6年という短い生涯を終えました。

安徳天皇

しかし、中には生き残る人もいました。按察使局伊勢です。
共に身を投げるも源氏に生け捕りにされ、解放されたのち、筑後川のほとりで平家一門を祀った祠を建てました。
これが水天宮の始まりと言われています。

水天宮では天御中主神(アメノミナカヌシノカミ)という宇宙の根源である神様の他に、
安徳天皇、安徳天皇の母・高倉平中宮、安徳天皇の祖母・二位尼が祀られています。

それでは実際に水天宮に行ってみましょう(^-^)/

水天宮の境内


水天宮入口

住宅地の中、ひと際高い場所に水天宮はあります。
水天宮の入口は立派な狛犬がいます。

水天宮の鳥居

水天宮の鳥居です!
美しい字で「水天宮」と記されています。
東郷平八郎元帥の書だそうです。

水天宮の灯篭

水天宮の灯篭です。
灯篭に彫られている花は久留米つつじでしょうか。
美しい花ですね^^

軍艦千歳の慰霊碑

鳥居を抜けて右側には軍艦千歳の慰霊碑があります。
筑後川の古名は千歳川であり、その名前が軍艦につけられました。
残念ながら千歳は撃沈されましたが、この水天宮で祀られ、
その名を刻んでいます。

真木神社

慰霊碑の左手には真木神社があります。
幕末に活躍した久留米藩士で、水天宮の宮司である真木保臣(まきやすおみ)を祀っています。

水天宮大宮司・真木保臣像

真木保臣像です。
幕末に尊王攘夷派として長州藩と共闘しましたが、禁門の変で敗れ、自害しました。
しかし明治維新の一助を担うことになり、祭神として祀られています。

水天宮の参道

さて、水天宮の参道に戻りましょう。
それにしても、水天宮の境内は広いですね~

水天宮の太鼓橋

水天宮の太鼓橋です。
池には鏡のように空や神社を映しており、美しい景色を味わえます^^

水天宮拝殿1

水天宮拝殿2

水天宮の拝殿です。
久留米藩・有馬家から手厚く保護されたこともあり、立派な造りになっています。

水天宮は水難除けの他に、安産祈願家内安全などの御利益もあります。
そのため、若い女性や夫婦などに特に参拝されています^^
犬はお産が軽いということから、戌の日に安産祈願されることが多くなります。
戌の日は水天宮へ!

戌の日の日付はこちら

きっと安徳天皇は自身の無念な生涯を送ったことから、
同じような目に合わぬよう、見守ってくださっているのでしょう^^

■本記事のスポットは久留米市の水天宮です^^

いつも遊びに来ていただき、ありがとうございます^^

にほんブログ村 地域生活(街) 九州ブログ 福岡県情報へ

コメント

コメントの投稿

非公開コメント