古代の入国管理局・鴻臚館

まつもんは今日も忙しいらしく、遊んでくれない。

人間というものはいつも忙しくしているが、
なぜもっとゆっくり生きないのだろうか。
ただでさえ短い命を忙しく生きたところで、一体何になるのだろうか。

まあよい。
人間が忙しく生きたところで、吾輩には関係のないことだ。
することもないので吾輩は寝ることにする…

鴻臚館跡1

はっ…!
ここはどこだ…
なんか草原があるぞ

鴻臚館跡2

建物があるぞ…
一体ここは…

何かの声「聞こえるか、とら。ここは鴻臚館(こうろかん)という建物があったところだ」

誰だお前!?

何かの声「安心しろ、わしはとらのひーひーひーひーひーひー……ばーさんじゃ」

ひーーーーーー
驚いたわ!
それで鴻臚館とは一体?

ばばさま「古代から、日本は中国や朝鮮と交流をしていた。
その玄関口、現在ならば空港とかの入国管理局だろうか、
その役割を担ったのがこの鴻臚館だ!」

吾輩と草原

入国審査か…
昔から簡単には日本に入れなかったのかあ…
入国審査っていっぱい人がいると時間がかかるけど、
当時はどうだったの?

ばばさま「実はな…当時はまず船が着くと、都(奈良・京都など)まで
連絡したんだ。もちろん電気などはないから走ってだな。
だから何日も何日もかかるのだ。
鴻臚館はそれまでの間、外国人を泊める宿泊施設でもあったのだ。」

鴻臚館跡3

ふむ、なるほどねぇ
ここに色々な人が泊まっていたのね…
それにしても、ここから海まで少し距離があるようだが、
わざわざここまで歩いたのかしら?

ばばさま「それがな、現在では考えられないかもしれないが、
当時はこの鴻臚館のすぐ近くに海があったのだ。
大濠公園が近くにあるだろう、あそこはもともと入江でね、
そこが船着き場だったのだ」

鴻臚館復元図

ほえーーー
こんな感じだったのね。
地形って時が過ぎるとこんなにも変わるのかぁ…

ねね、ばばさま
外国人って何しに日本へ来たの?
観光かい?

ばばさま「それもあるかもしれんなぁ。
だが、多くの人は商売のためだ。
地元の特産品を売り、日本の特産品を買って、それで儲ける。
そうやって命がけで海を渡り、生計を立てたのだ。
わしも命がけではるばる渡ってきたんだからな。
昔の猫は苦労したんだぞ、それと比べると今の若い者は…」

陶磁器

ばばさま、ばばさま、
よくわかってますよ、ばばさまはすごいです、頑張りました

それで、この陶磁器はその時の商品かぁ
きれいな模様、きれいな色だねぇ

生きていくために命がけで海を渡って、これをお金にしていたのか
そう聞くと、この陶磁器もまた色々な想いが詰まっているんだなぁ…
そんなこと考えたこともなかったよ…

DSC_0180.jpg

は…!
ここは…なんだ、吾輩の家か。
あれはいったい何だったのか…

まあいい、寝るか。おやすみ…

■本記事のスポットは福岡市中央区の鴻臚館(こうろかん)です^^

いつも遊びに来ていただき、ありがとうございます^^

にほんブログ村 地域生活(街) 九州ブログ 福岡県情報へ

コメント

コメントの投稿

非公開コメント